クラTのデザインを任されて、文字だけでは少しさみしいから絵を入れたい。でも、何の絵にすればいいのか、どのくらいの大きさでどこに置けばいいのかが決まらない。気になるのは、この3つではないでしょうか。
- 何をモチーフ(=絵の題材。当メディアの補足)にすればいいか
- 絵が得意な人がいなくても描けるか
- 文字や背番号とどう並べればいいか
この記事では、クラスTシャツの記事3本と、一般のオリジナルTシャツ向けのイラストの描き方の記事1本を原文で読み、モチーフの選び方・描き方・置き方を整理しました。
結論の早見表
左の列が問い、真ん中の列が参照した記事の説明、右の列が当メディアの整理です。
| 問い | 参照した記事の説明 | 当メディアの整理 |
|---|---|---|
| 絵を入れると何が変わる? | RESART「文字より先に目に入るので、見た人の記憶に残りやすいTシャツに仕上がります。」 | デザインに入れる部品の選択肢の1つ |
| 何をモチーフにする? | RESARTは王冠・ティアラ、ハート、メガホン、星・ラインアート(=線だけで描いた絵。当メディアの補足)、ゴリラを、雰囲気と組にして挙げている | クラスのテーマやノリ(=クラスの雰囲気。当メディアの補足)に合うものを1つ選ぶ |
| 絵が苦手でも描ける? | タカハマライフアート(一般のオリジナルTシャツ向けの記事)は、色は3色程度・太い線・シンプルなモチーフの組み合わせを挙げている | シンプルな形のモチーフから候補を考える |
| どこに置く? | タカハマライフアート(一般のオリジナルTシャツ向けの記事)は、センターに大きく・胸にワンポイント(=小さく1か所に入れること。当メディアの補足)・複数をライン上に、の3つを挙げている | 当メディアのおすすめ: 主役の絵は1つにしぼる |
| 注意することは? | RESART「ただし、著作権のあるアニメキャラや有名ロゴを勝手に使うのはNG。」 | 自分たちで描いた絵か、使ってよい素材を使う |
イラストを入れると何が変わるか
RESART(リザート)のクラスTシャツの記事「クラスTシャツのデザインに迷ったらこれ!人気パーツで作るおすすめ5選」は、デザインに入れる部品(パーツ)を7つ挙げ、その5つ目を「5位:イラスト・シンボル」(=シンボルは、何かを表す印や図。当メディアの補足)としています。
その節は、次のように始まります。
文字だけじゃ物足りないときに使いたいのが、動物・食べ物・スポーツの道具などクラスのテーマに合わせたイラストやシンボル。
続けて、「文字より先に目に入るので、見た人の記憶に残りやすいTシャツに仕上がります。」とも書いています。
オリジナルプリント.jp のクラスTシャツの記事「人気デザインのクラスTシャツを作りたい!おすすめを教えて」も、「イラスト入りのデザイン」の節で次のように書いています。
イラスト入りのデザインは、オリジナリティーが高く、クラスTシャツの主役として存在感があります。
※オリジナリティー(=その人たちだけの独自さ。当メディアの補足)
同じ節では、例として「オリジナルキャラクターのイラストや、クラスメイトや先生のイラストを描いたデザインの他、クラスの思い出を表現したイラストを描いたデザインなどがあります。」と挙げています。
ここからは当メディアのおすすめです。クラスメイトや先生を描く場合は、描く前に本人に聞いておくのがおすすめです。描く人の顔を入れる場合は、顔写真・似顔絵を入れる記事があります。この記事では、人の顔以外のモチーフを中心に扱います。
モチーフの選び方
RESARTが挙げるモチーフと雰囲気
RESARTの「5位:イラスト・シンボル」の節には、モチーフと雰囲気を組にした箇条書きがあります。原文のまま並べます。
| モチーフ | RESARTの説明(原文) |
|---|---|
| 王冠・ティアラ | 目立ちたい、主役感を出したいときに |
| ハート | かわいさ重視のキュート系クラスに人気 |
| メガホン | 応援や盛り上げ役が多いクラスにぴったり |
| 星・ラインアート | 優しくやわらかい雰囲気にマッチしやすい |
| ゴリラ | パワフル・強そう・インパクト重視のネタ系イラスト |
※キュート系(=かわいらしい感じ。当メディアの補足)、ネタ系(=笑いをねらった感じ。当メディアの補足)
同じ記事の「パーツの組み合わせで映える!おすすめデザイン5選」の節には、モチーフを主役にした作例も載っています。たとえば「筋肉モリモリのゴリラがセンターにドン!と構えるデザイン。」「大きなサーカステントと観覧車が目を引く、にぎやかでポップなデザイン。」と説明されている作例があります(ポップは、明るくにぎやかな感じ。当メディアの補足)。クラスメイトの手で形づくった星モチーフの作例もあります。
ほかの記事が挙げる例
オリジナルプリント.jp の記事は、「シンプルな模様デザイン」の節で「例えば、ハートや花や星などのシンプルな図案や、ストライプやドットなどの柄をプリントしたデザインがあります。」と書いています。柄を入れる場合は、柄で作るクラTデザインの記事があります。
UP-T のクラスTシャツの記事「【失敗しない】クラスTシャツの作り方とデザインを決めるコツを徹底解説!」は、「デザインに入れる文字やイラストを決める」の節で、「文化祭で着る場合は、出店する模擬店のイメージに合ったデザインが人気となっています。」と書いています(模擬店は、文化祭でクラスが出すお店。当メディアの補足)。
ここからは当メディアの考えです。模擬店がある場合は、その商品も題材の候補になると考えます。出し物とデザインの合わせ方については、文化祭クラTデザインの記事があります。
当メディアの整理: 題材を探す3つの手がかり
ここからは当メディアの整理です。上の記事の例を見ると、題材は次の3つのどれかから探すと候補を出せると考えます。
| 手がかり | 当メディアが考える例 |
|---|---|
| 行事・出し物 | 体育祭ならメガホンや旗、文化祭なら模擬店の商品 |
| クラスのノリ | パワフルにしたいクラスはゴリラ、優しくやわらかい雰囲気にしたいクラスは星やラインアート |
| クラスの数字や名前 | クラスの数字を王冠と組み合わせる、など |
候補が複数出たら、クラスで票が多く集まったものを主役にし、ほかは小さく添えるか見送るのがおすすめです。決め方そのものについては、デザインが決まらないときの決め方の記事があります。
絵が得意な人がいなくても描けるか
タカハマライフアートの記事「イラスト初心者でもできる!Tシャツ用のイラストを上手に描くコツ」は、クラスTシャツに限らない、一般のオリジナルTシャツ向けの記事です。この記事は「イラストを上手に描くためのコツ」として4つを挙げています。そのうち3つの原文は次のとおりです。
| タカハマライフアートの見出し | 原文 |
|---|---|
| ①イラストに使う色は3色まで | イラストに使う色は3色程度におさえることがポイントです。 |
| ②太線を意識して、思い切って描く | イラスト初心者ほど、思い切って太い線で描くことが成功のコツ。 |
| ③シンプルなモチーフを組み合わせる | イラスト初心者には、シンプルなモチーフがオススメ。 |
③の節には「例えば丸や三角、星型の組み合わせで描けるものであれば失敗は少ないでしょう。」という文もあります。②の節は、太い線について「太い線の方が遠目から見た時でも存在感のあるイラストになるでしょう。」と書いています。
色をしぼるときの考え方は、2色で作るクラTデザインの記事や配色の組み合わせ方の記事があります。紙に描いた絵を写真で送る手順は、手書きデザインの記事があります。
どこに置くか
タカハマライフアートの同じ記事(一般のオリジナルTシャツ向け)は、「イラストのサイズや配置もしっかり検討」の節で、置き方を3つ挙げています。
| タカハマライフアートの見出し | 原文 |
|---|---|
| センターに大きく | Tシャツ前面のセンターに、大きくイラストが描いてあればインパクト大。 |
| 胸にワンポイント | ロゴやシンボルマークのようにシンプルなイラストであれば、胸にワンポイントで配置するのがオススメ。 |
| 複数のイラストをライン上に配置 | この時、同じデザインのイラストを繰り返して配置した方が統一感が出ます。 |
※シンボルマーク(=何かを表す印として使う図。当メディアの補足)
UP-T の記事は、「デザインに余白を作る」(余白は、何も入れない空いた部分。当メディアの補足)の節で、詰め込みすぎについて次のように書いています。
しかし、思うがままに詰め込みすぎると、全体に統一感がなくなったり、何のデザインか分からなくなってしまうので注意が必要です。
同じ節は、「たくさんデザインを入れたい場合は、メインとなるデザインは大きくし、そのほかのデザインは小さくするなど、メリハリを効かせましょう。」と続けています(メリハリは、強弱の差。当メディアの補足)。
なお、タカハマライフアートの記事は、複数のイラストをライン上に配置する置き方も挙げており、その場合は同じデザインのイラストを繰り返すと統一感が出る、と書いています。
ここからは当メディアのおすすめです。主役の絵は1つにしぼる。背中に背番号や名前を入れる場合は、絵を前の面の主役にするか、背中の文字と重ならない場所に置くかを、業者に相談する前に決めておくのがおすすめです。前と後ろの分け方は前と後ろの組み合わせ方の記事、置き場所の考え方はプリント位置の記事があります。
色の決め方
UP-T の記事は、「Tシャツの色に合わせてデザインの色を決める」の節で、「同系色だと、デザインが見えづらくなってしまいます。」(同系色は、似た色どうし。当メディアの補足)「デザインを強調したい時は、対照的な色を選ぶと良いです。」と書いています。同じ節の最後の文は「クラスTシャツはクラス全員が着るものなので、遠目からでもデザインが分かりやすい色がおすすめです。」です。
著作権の注意
RESARTの「5位:イラスト・シンボル」の節は、「ただし、著作権のあるアニメキャラや有名ロゴを勝手に使うのはNG。」と書き、フリー素材(=使ってよい条件が決められて公開されている素材。当メディアの補足)かオリジナルのイラストを使うよう勧めています。
UP-T の記事も、「著作権に関する知識を身につける」の節で「クラスTシャツのみならず、オリジナルアイテム全般に言えることですが、作成する際は著作権に気をつける必要があります。」と書いています。
ここからは当メディアのおすすめです。アニメや漫画のキャラクター、お店やブランドのロゴ、ネットで見つけた他の人のイラストは、モチーフに使わないのがおすすめです。フリー素材を使う場合も、その素材の利用条件を読んでから使ってください。くわしくはパロディと著作権の記事とデザイン参考の探し方の記事があります。
決める順番(当メディアの整理)
ここからは当メディアの整理です。上の内容をもとに、イラストを主役にするときの決める順番を3つにまとめました。
| 順番 | すること | 当メディアの補足 |
|---|---|---|
| 1 | テーマを決める | 行事・出し物、クラスのノリ、クラスの数字や名前から探す |
| 2 | 主役のモチーフを1つ選ぶ | 候補が複数あれば、ほかは小さく添えるか見送る |
| 3 | 色と置き場所を決める | 生地の色と似た色を避け、背番号や名前と重ならない場所に |
classclass2021(当メディア運営元)の場合
以下は、classclass2021(当メディア運営元)のクラスTシャツの仕様のうち、この記事に関係するものです。
| 質問 | classclass2021の場合 |
|---|---|
| ゼロから考えたデザインで作れる? | 可能(要望通りに作成) |
| デザインデータは何で渡す? | SNSのスクショ・手書きの写真・イメージが伝わる写真なら何でもOK |
| 見積もり・相談にお金はかかりますか? | 見積もりも相談もすべて無料(2026年8月時点) |
1・2行目は2026年7月時点です。
※上の2行目は、デザインデータの渡し方です。他の人のイラストやキャラクターをそのまま使ってよいという意味ではありません(上の著作権の注意の節を参照)。
自分たちで描いた絵をどこまで細かく再現できるか、ラフな絵(=下書きのような、線を整える前の絵。当メディアの補足)から線を整えてもらえるかは、この記事では確認できていません。相談時にご確認ください。他社に注文する場合は各社の案内を確認してください。
よくある質問
Q1. 絵が上手な人がクラスにいません。イラストはあきらめたほうがいいですか?
タカハマライフアートの一般のオリジナルTシャツ向けの記事は、初心者向けのコツとして、太い線で描くことや、丸・三角・星型のようなシンプルなモチーフを組み合わせることを挙げています。
ここからは当メディアの考えです。あきらめる前に、形のシンプルなモチーフから候補を考えてみるのがおすすめです。紙に描いて写真で送る方法は手書きデザインの記事にあります。
Q2. 絵と背番号・名前を全部入れたいです。どうまとめればいいですか?
UP-T の記事は、たくさんデザインを入れたい場合は「メインとなるデザインは大きくし、そのほかのデザインは小さくするなど、メリハリを効かせましょう。」と書いています。
ここからは当メディアの考えです。主役の絵を1つ決め、背番号や名前は絵と重ならない場所に置くのがおすすめです。
Q3. ネットで見つけたかわいいイラストを使ってもいいですか?
RESARTの記事は、著作権のあるアニメキャラや有名ロゴを勝手に使うのはNGとし、フリー素材かオリジナルのイラストを使うよう勧めています。
ここからは当メディアの考えです。ネットで見つけた他の人のイラストはそのまま使わず、考え方だけを参考にして自分たちで描くのがおすすめです。フリー素材を使う場合は、その素材の利用条件を読んでから使ってください。
まとめ
- 絵を入れる理由: RESARTは、イラストやシンボルについて「文字より先に目に入るので、見た人の記憶に残りやすいTシャツに仕上がります。」と書いている
- モチーフの例: RESARTは王冠・ティアラ、ハート、メガホン、星・ラインアート、ゴリラを雰囲気と組にして挙げている
- 描き方: タカハマライフアート(一般のオリジナルTシャツ向けの記事)は、色は3色程度・太い線・シンプルなモチーフの組み合わせを挙げている
- 置き方: タカハマライフアート(一般のオリジナルTシャツ向けの記事)は、センターに大きく・胸にワンポイント・複数をライン上に、の3つを挙げている
- 当メディアのおすすめ: 主役の絵は1つにしぼる
- 著作権: RESARTは「ただし、著作権のあるアニメキャラや有名ロゴを勝手に使うのはNG。」と書いている。当メディアのおすすめは、自分たちで描いた絵か、利用条件を読んだフリー素材を使うこと
この記事の参照情報
- RESART「クラスTシャツのデザインに迷ったらこれ!人気パーツで作るおすすめ5選」(2025年9月9日公開) https://shop-resart.com/blog/class-tshirt-design-parts/ (2026年10月22日閲覧)
- オリジナルプリント.jp「人気デザインのクラスTシャツを作りたい!おすすめを教えて」(日付の記載なし) https://originalprint.jp/magazine/i-want-to-make-a-class-t-shirt-with-a-popular-design/ (2026年10月22日閲覧)
- UP-T「【失敗しない】クラスTシャツの作り方とデザインを決めるコツを徹底解説!」(最終更新日 2025年10月31日) https://up-t.jp/news/1268 (2026年10月22日閲覧)
- タカハマライフアート「イラスト初心者でもできる!Tシャツ用のイラストを上手に描くコツ」(日付の記載なし・一般のオリジナルTシャツ向け) https://takahama428.com/blogs/topic/illust-beginner (2026年10月22日閲覧)
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