体育祭のクラTの色を決める会議でグレーがいい、という声が出たとき、気になるのは、この3つではないでしょうか。汗ジミ(=汗で濡れた部分の色が変わって見える跡。当メディアの補足)が目立つ色はどれか、生地の素材で変わるのか、そして白なら問題ないのか。

この記事では、色ごとの汗ジミの見え方を実際に試した検証記事4本(デサント・ウェザーニュース・スウェット.jp・YAMA HACK)と、解説記事4本を読み比べ、幹事(=クラTづくりをまとめる係。当メディアの補足)が色と素材を決めるときの材料を1本にまとめました。検証に使ったTシャツの素材は出所ごとに違うので、その違いも含めて整理しています。

結論の早見表(当メディアの整理)

先に結論です。下の表は、参照した検証記事と解説記事の記述を、色ごとに当メディアで並べ直したものです。綿100%の検証の列はデサント(コットン100%のTシャツ10色)とウェザーニュース(綿100%のTシャツ・ライオン株式会社の衛生マイスター監修)、ポリエステル100%の検証の列はYAMA HACK(ポリエステル100%のTシャツ16色)の記述です。今回取得した範囲に記載なし、と書いたセルは、その出所の本文で名指しされていなかった色です。

色綿100%の検証(デサント・ウェザーニュース)ポリエステル100%の検証(YAMA HACK)解説記事での扱い
白目立ちにくい側(ただし黄ばみに注意)「最も目立たなかった」側。塩も「ほとんど見えなかった」クラTジャパン「白や黒、ネイビーなど」、Tシャツトリニティ「白や黒、紺など」、Tシャツプリント特急納品センター「白いTシャツは汗シミが目立ちにくい代表的な色」
黒・ネイビー目立ちにくい側(「汗で濡れても色がほとんど変わりません」)汗ジミは目立ちにくい側だが「塩はかなり目立ちやすくなる様子」「ネイビーや黒といった濃い色は、汗シミが乾いて白くなることがある」(Tシャツプリント特急納品センター)
グレー・ライトグレー目立ちやすい側(ウェザーニュースでは「一番目立った色はライトグレーでした」)今回取得した範囲に記載なしグレーは目立ちやすい色として挙がる(クラTジャパン・Tシャツトリニティ・Tシャツプリント特急納品センター「汗シミが特に目立ちやすい色です。」)
ベージュ・カーキ・薄めのブラウン目立ちやすい側(ウェザーニュース「要注意」)今回取得した範囲に記載なし(「暗めのアースカラーもやはり染みが目立ちました」とあるが、ベージュ・カーキ・薄めのブラウンが含まれるかは記載なし)ベージュは目立ちやすい色として挙がる(クラTジャパン・Tシャツトリニティ)
淡い色(パステルカラー)目立ちやすい側(デサント「濡れると色が濃くなり」)今回取得した範囲にパステルカラーの名指しなし(「ライトイエロー(⑨)はほとんど目立ちませんでした。」)パステルカラーは目立ちやすい色として挙がる(クラTジャパン・Tシャツトリニティ)
赤・黄色・オレンジ(原色)「あまり目立ちません」(ウェザーニュース。ただし「少しくすんだ赤は汗ジミが目立ちます」)イエローは「目立ちにくく」(赤・オレンジは今回取得した範囲に記載なし)原色に近い赤・黄色は目立ちにくい(Tシャツトリニティ)
緑・青(原色)今回取得した範囲に記載なし「原色でも緑や青は目立ちやすいようです」今回取得した範囲に記載なし

パステルカラー(=白を混ぜたような淡い色。当メディアの補足)、アースカラー(=土や木のような茶色・カーキ系の色。当メディアの補足)、塩(=汗が乾いたあとに残る白い跡。当メディアの補足)。

表から読み取れることを3つにまとめると、次のとおりです(当メディアの整理)。

  1. 白と黒は、綿でもポリエステルでも目立ちにくい側に入る。ただし白は黄ばみ、黒は塩の跡という別の注意点が出所に書かれている
  2. グレー・ベージュ・淡い色は、綿100%の検証では目立ちやすい側。ポリエステル100%の検証では、ライトイエローなど明るい色が目立ちにくかった(パステルカラーとして検証したものではない)
  3. 素材が違うと、結果が変わる部分がある。黒・ネイビーはどちらの検証でも目立ちにくい側だったが、ポリエステルの検証では原色の緑・青が目立ちやすく、暗めのアースカラーも目立った(綿の検証では、緑・青は名指しされていない)

つまり、色だけで決める前に、そのクラTの生地は綿かポリエステルかを先に確かめる、というのが当メディアのおすすめの順番です。

汗ジミが目立つ仕組みは「濡れると色が濃くなる」

汗ジミが目立つかどうかは、濡れたときに元の色からどれだけ変わるかで決まる、とデサントは説明しています。デサントは「グレーは汗ジミが目立ちやすい色として知られていますが、これは汗で濡れると色が濃くなることが理由です」と書き、逆に「黒やネイビーなどのダークカラーは、もともと色が濃いため、汗で濡れても色がほとんど変わりません」としています。パステルカラーについても、デサントは「パステルカラーも濡れると色が濃くなり、元の色との濃淡差が大きいため汗ジミが目立ってしまいます」と説明しています。

この濡れる前と後の差で考えると、白は濡れても色がほとんど変わらないので目立ちにくい、というのが当メディアの整理です。デサントは「夏の定番カラーである白も、汗ジミが目立たないので使い勝手抜群です」と書いています。

綿100%の検証で目立った色・目立たなかった色

まず、綿100%(コットン100%)のTシャツで検証した2本の記事です。

出所検証の方法(原文)目立った色目立たなかった色
デサント(2022年7月27日公開・2023年6月13日更新)「コットン100%の同じTシャツを10色用意して、脇部分に同量の水分をしみ込ませました」グレー、ベージュ(「同様にベージュも汗ジミが目立ちやすいので気を付けたいところ」)、パステルカラー黒・ネイビーなどのダークカラー(=黒やネイビーなどの濃い色。当メディアの補足)、白
ウェザーニュース(2024年7月25日・ライオン株式会社衛生マイスターの浅野ほたかさん監修。衛生マイスター=ライオン株式会社の肩書き。当メディアの補足)「綿100%のTシャツに水をスプレーしてみたところ、一番目立った色はライトグレーでした。」ライトグレー、ベージュ・カーキ・薄めのブラウン(「要注意」)、くすんだ赤黒・ネイビーなどのダークカラー、白、赤・黄色・オレンジなどの原色

2本に共通しているのは、グレー(ウェザーニュースではライトグレー)とベージュが目立ちやすい側、黒・ネイビー・白が目立ちにくい側という点です。ウェザーニュースは原色について「赤や黄色、オレンジなどの原色もあまり目立ちません」としつつ、「同じ”赤”であっても、少しくすんだ赤は汗ジミが目立ちます」と、同じ色名でも濃さや鮮やかさで変わることを書いています。

素材の記載がない検証として、スウェット.jp(2024年7月16日)は「試したのは、グレー・ベージュ・ブラック・パステルブルーの4色。汗に似せた水をTシャツにかけてどういった見た目になるか試しています。」と書き、結果は「グレー(写真左)はかなり染みが目立ちます。」「ベージュ(写真左)はかなり染みが目立ちます。」「ブラック(写真右)は多少の水分では目立たないようですね。」「パステルカラーだとジワーッと染みが広がっていきます。」でした。検証に使ったTシャツの素材は、今回取得した範囲には記載がありません。傾向は綿100%の2本と同じ方向です。

ポリエステル100%の検証では、緑・青や暗めのアースカラーが目立った

ここが、当メディアが特に伝えたいポイントです。登山マガジンのYAMA HACK(2023年8月21日公開・2026年4月16日更新)は、ポリエステル100%のTシャツで検証しています。方法は「同メーカーかつ同モデルのTシャツを16色用意。素材はすべてポリエステル100%です。」で、「脇に水を吹きかけ、濡れたときの見た目をチェックします。」に加えて「背中に塩水を吹きかけ、塩の浮き上がり方をチェックします。」という、塩の跡の検証もしています。

結果は、綿の検証と同じ部分と違う部分があります。

項目YAMA HACKの記述(原文)
汗ジミが最も目立たなかった色「最も目立たなかったのはホワイト(①)とブラック(②)。やはりこの2色は安定でした。」
目立ちにくかった色「特にイエロー(⑧)やライムグリーン(⑦)は目立ちにくく」/「ライトイエロー(⑨)はほとんど目立ちませんでした。」
目立った色「汗染みが目立っていたのは、暗めのカラーが中心。」/「原色でも緑や青は目立ちやすいようです。」/「また暗めのアースカラーもやはり染みが目立ちました。」
塩の跡「唯一、肉眼でもほとんど見えなかったのが「ホワイト(①)」でした。」/ブラックやネイビーは「塩はかなり目立ちやすくなる様子」
総評「汗染みをとにかく防ぎたいならホワイトかブラック。」/「明るいカラーのほうが汗染み・塩ともに目立ちにくい」

※丸数字(①②など)は、YAMA HACKが16色に付けた番号です(当メディアの補足)。

白と黒が目立ちにくい側なのは綿の検証と同じです。一方で、綿の検証では名指しされていなかった原色の緑・青が目立ちやすく、「暗めのカラーが中心」に目立ったという点と、ライトイエローなど明るい色が目立ちにくかったという点は、綿100%の検証には出てこない結果です。ただしYAMA HACKはライトイエローをパステルカラーとは呼んでいないので、綿の検証のパステルカラーと同じ色を比べたものではありません(当メディアの整理)。ポリエステルでは、この検証の範囲では明るい色のほうが目立ちにくかった、と当メディアは読んでいます。

もう1つ、黒やネイビーで気をつけたいのが塩の跡です。YAMA HACKでは汗ジミは目立ちにくかったブラックやネイビーも「塩はかなり目立ちやすくなる様子」とされています。オリジナルTシャツのプリント業者であるTシャツプリント特急納品センター(etshirtya.com・2024年12月3日公開・2025年10月31日更新)も「ネイビーや黒といった濃い色は、汗シミが乾いて白くなることがある」と書いています。

素材で変わる: 綿は「乾きにくい」、ポリエステルは「速乾」

色の前に素材、と当メディアがすすめる理由は、参照した出所が素材の差をはっきり書いているからです。

出所綿(コットン)についてポリエステルについて
デサント「Tシャツの汗ジミを防ぐ方法、素材の選び方や目立たない色を解説」(2023年2月24日公開・2023年5月22日更新)「吸水性に優れている綿(コットン)素材のTシャツは、乾きにくいという特徴があるため、汗ジミが目立ちやすいです。」「通気性の良いメッシュ素材や吸汗速乾性に優れたポリエステル素材、触れるとひんやりする接触冷感素材などがおすすめです。」
デサント「【夏の脇汗対策を考えてみた】脇の汗ジミが目立たない服の色・素材とは?」「写真左はコットン素材、右はポリエステル素材。汗ジミが目立ちやすいグレーでもこれだけ差がつきます。」「ポリエステルは速乾性が高く、汗で濡れても乾きやすいため汗ジミが目立ちにくい素材です。」
ウェザーニュース(ライオン監修)「逆に、吸水性の高い綿は目立ちやすくなります。」「汗ジミが目立ちにくいのは速乾性の高いポリエステルや、通気性の高いメッシュなどです。」
クラTジャパン(2024年5月)「コットン(綿)は、吸水性がよいものの乾きにくく汗染み対策には向きません。」「レーヨンやポリエステルなどの化学繊維が、速乾性の高い素材に当てはまります。」

吸水性(=水を吸う性質)・速乾性(=早く乾く性質)・通気性(=空気を通す性質)・吸汗速乾(=汗を吸って早く乾かす性質)・接触冷感(=触れたときに冷たく感じる加工)・メッシュ(=網目のある生地)。いずれも当メディアの補足。

参照した4本の出所は、いずれもポリエステルを速乾性の高い(乾きやすい)素材として挙げています。綿については、デサントの解説記事は乾きにくいため目立ちやすい、ウェザーニュースは吸水性が高いため目立ちやすい、クラTジャパンは乾きにくく汗染み対策に向かない、とそれぞれ書いています。デサントの脇汗の記事では、綿とポリエステルで同じグレーを比べた写真を載せて「汗ジミが目立ちやすいグレーでもこれだけ差がつきます」としています。グレーにしたいクラスは、色を変える前に素材を確かめる、というのが当メディアの整理です。

素材そのものの選び方(ドライと綿の違い、行事別の早見表)は、クラTの生地の選び方へ。生地記事のFAQでは「今回参照した素材の解説には、汗ジミの目立ち方についての記述はありませんでした」としていたので、この記事がその穴を埋める位置づけです。

幹事が決める順番3つ(当メディアの整理)

参照した出所をもとに、当メディアが提案する順番は次の3つです。

① 生地の素材を業者に確認する

そのクラTがポリエステルか綿か、混紡(=ポリエステルと綿を混ぜた生地。当メディアの補足)かで、上の表のどの列を見ればよいかが変わります。見積もりや相談のときに生地の素材は何ですか、と1行足す、というのが当メディアのおすすめです。相談の仕方はクラTの見積もり・相談の仕方へ。

② 生地の色を、素材に合わせて選ぶ

綿100%なら、参照した検証ではグレー・ベージュ・淡い色が目立ちやすい側で、黒・ネイビー・白が目立ちにくい側でした。ポリエステル100%なら、YAMA HACKの検証では白・黒に加えて明るい色が目立ちにくく、暗めの色や原色の緑・青が目立ちやすい側でした。どちらの素材でも白と黒は目立ちにくい側に入るので、迷ったらこの2色から考える、というのが当メディアの整理です。

③ デザイン・サイズ・当日の対策で補う

色を変えたくないクラスもあります。参照した出所には、色以外の工夫として次の記述があります。

出所記述(原文)
Tシャツプリント特急納品センター「これらは汗シミを視覚的に分散させる効果があり、特にデザインが複雑なものほど目立ちにくくなります。」(「これら」は同記事の「色以外の工夫と対策」の節で挙げられているもの。当メディアの補足)
Tシャツトリニティ(2023年4月12日公開・2023年6月19日更新)「ゆったりしたサイズを選び、体とTシャツとの接触面を減らすことで、汗染みが目立ちにくくなります。」
デサント「Tシャツの汗ジミを防ぐ方法、素材の選び方や目立たない色を解説」見出し「Tシャツの汗ジミを防ぐ5つの方法」の下に、汗をこまめに拭く・制汗剤(=汗を抑える薬剤。当メディアの補足)・脇汗パッド・汗取りインナー・汗ジミ防止スプレーの5つ

どこにプリントするかはクラTはどこにプリントする?へ、サイズをゆったりめにするかはクラTのサイズ選び方へ。

白の注意点は「黄ばみ」

白は、参照した検証記事と解説記事のどちらでも汗ジミが目立ちにくい側でしたが、別の注意点が繰り返し書かれています。デサントは「白は汗ジミが目立たず、夏コーデにぴったりな色。しかしほかの色と比べて、黄ばみが目立ちやすいという弱点があります。」、もう1本のデサントの記事では「白も目立ちにくいですが、黄ばみやすいので注意が必要です。」、Tシャツトリニティは「白いTシャツは汗による汗染み汚れ(黄ばみ)にご注意下さい。」としています。

黄ばみの原因や防ぎ方は、今回取得した範囲には記載がありません。行事のあとに早めに洗う、というのが当メディアの考えです。洗い方はクラTの洗濯ガイドへ。白の透けや汚れは白クラTデザイン特集の「白の弱点① 透け対策」「白の弱点② 汚れ対策」の節へ。

色別の記事では、こう書いています

当メディアの色別の記事では、その色の汗ジミや関連する注意点について次の節で触れています。この記事は、それらを横断して素材の違いまで含めて整理したものです。

色記事汗ジミに触れている節
グレーグレークラTデザイン特集「注意点1: グレーは汗ジミが目立ちやすい側の色(コットンの検証)」
水色水色クラTデザイン特集「注意点1: 淡い色は汗ジミが目立ちやすい」
ピンクピンククラTデザイン特集「ピンククラTの注意点は「淡いピンクの汗ジミ」と「暑さは未測定」」
青・ネイビー青・ネイビークラT特集「注意点2: 汗ジミはネイビーが有利、青は名指しなし」
白白クラTデザイン特集「白の弱点② 汚れ対策」(汚れの節)
黒黒クラTデザイン特集「見落としがちな「暑さ」の話」(汗ジミではなく表面温度の節)

赤・黄色・緑・紫の記事は、それぞれ赤クラTデザイン特集・黄色クラTデザイン特集・緑クラTデザイン特集・紫クラTデザイン特集へ。色の決め方全体はクラTの色の決め方完全ガイドへ。

classclass2021(当メディア運営元)の場合

ここからは、当メディアの運営元 classclass2021 のクラスTシャツの仕様です。いずれも2026年9月時点の当社仕様です。他社に注文する場合は各社の案内を確認してください。

項目classclass2021の場合
生地の質・汗染みは?通気性の良いポリエステル生地が標準(コットンは別途相談)
色は変更できる?希望のカラーイメージを伝えればその通りに作成可能。「くすみ系の赤にしたい」のような細かい指定の相談も可
色の種類・濃色生地は?公式カラー表あり(1〜228の番号付きカラー+Deep Red・SAX等の定番色の名前付きスウォッチ)。黒などの濃色生地のデザインにも対応
見積もり・相談にお金はかかりますか?見積もりも相談もすべて無料

スウォッチ(=色見本の小さな布や色票。当メディアの補足)。

当社の生地で色ごとの汗ジミがどう見えるかは、当社の案内にまとまった記載がないため、相談時にご確認ください。

※この記事のポリエステル100%の検証結果は、YAMA HACKが使った別のTシャツでのものです(当メディアの補足)。

よくある質問

Q1. グレーのクラTにしたいのですが、汗ジミは避けられませんか?

参照した綿100%の検証(デサント・ウェザーニュース)では、グレー・ライトグレーが目立ちやすい側でした。デサントは綿とポリエステルで同じグレーを比べて「汗ジミが目立ちやすいグレーでもこれだけ差がつきます」としています。生地の素材を先に確認する、というのが当メディアのおすすめです。

classclass2021の場合、通気性の良いポリエステル生地が標準(コットンは別途相談)。2026年9月時点。グレー系の生地での汗ジミの見え方は、当社の案内にまとまった記載がないため、相談時にご確認ください。

Q2. 黒なら汗ジミの心配はありませんか?

綿100%の検証でもポリエステル100%の検証でも、黒は汗ジミが目立ちにくい側でした。ただしYAMA HACKでは、ブラックやネイビーは「塩はかなり目立ちやすくなる様子」とされ、Tシャツプリント特急納品センターも「ネイビーや黒といった濃い色は、汗シミが乾いて白くなることがある」と書いています。汗が乾いたあとの白い跡は別の話として覚えておく、というのが当メディアの整理です。黒の表面温度の話は黒クラTデザイン特集へ。

Q3. 白なら汗ジミの心配はいりませんか?

参照した出所では、白は綿でもポリエステルでも汗ジミが目立ちにくい側でした。ただし黄ばみについては、デサントが「白も目立ちにくいですが、黄ばみやすいので注意が必要です。」、Tシャツトリニティが「白いTシャツは汗による汗染み汚れ(黄ばみ)にご注意下さい。」としています。行事のあとに早めに洗う前提で選ぶ、というのが当メディアの考えです。

Q4. 淡いピンクや水色は、やめたほうがいいですか?

綿100%の検証では、パステルカラーは目立ちやすい側でした(デサント「パステルカラーも濡れると色が濃くなり、元の色との濃淡差が大きいため汗ジミが目立ってしまいます」)。一方、ポリエステル100%の検証では「ライトイエロー(⑨)はほとんど目立ちませんでした。」と、明るい色が目立ちにくい結果でした(パステルカラーとして検証したものではありません)。淡い色にしたいクラスは、素材を確認したうえで、その色の記事(水色・ピンク)の注意点の節もあわせて読む、というのが当メディアのおすすめです。

Q5. 体育祭と文化祭で、気にする度合いは変わりますか?

どの行事で着るかより、走る・応援するなど動く行事かどうかで考える、というのが当メディアの考えです。体育祭のように動く行事での生地の考え方は体育祭クラTガイドの「生地選び: 「動く行事」ならポリエステルが定番」の節へ、行事別の素材の整理はクラTの生地の選び方へ。

まとめ: 色の前に素材、迷ったら白か黒

参考情報(出所と時点)

いずれも2026年9月27日に閲覧しました。