10月の文化祭や体育祭の朝、半袖のクラスTシャツ(以下、クラT)1枚では寒い。気になるのは、この3つではないでしょうか。下に長袖を着ていいのか。何色を着れば合うのか。上着を着たら、クラTのデザインが隠れてしまわないか。

この記事では、日本気象協会の気温と服装の目安、気象庁の東京の平年値(=30年間の平均値。ここでは統計期間1991〜2020年。気象庁の説明をもとにした当メディアの補足)、ウェザーニュースの予想、プリント業者とデサントの重ね着の記事をもとに、クラTの重ね着(=服を2枚以上重ねて着ること。当メディアの補足)を、気温の区分に沿って整理しました。切らずにできる着こなし全般は クラTの着こなしアレンジ10選 にまとめてあるので、この記事は寒い日の重ね着に絞ります。

結論の早見表

気温の区分と出所の原文の列は、日本気象協会 tenki.jp の予報士記事(2026年9月30日公開)からの引用です。記事にある6つの区分のうち、気温の高いほうから4つを載せています。この目安の気温が最高気温と最低気温のどちらを指すかは、出所に書かれていません。右端のクラTでの置き換え案の列は、出所には書かれていない、当メディアの整理です。

気温の区分出所の原文(日本気象協会の予報士記事)クラTでの置き換え案(当メディアの整理)
25℃以上「少し歩くと汗ばむくらいで、半袖がちょうどよくなります。」半袖のクラT1枚
20℃以上25℃未満「多くの人が過ごしやすいと感じる気温で、長袖シャツ一枚で快適に過ごすことができます。」クラTの下に長袖のTシャツを1枚
15℃以上20℃未満「空気がヒンヤリと感じられるようになり、長袖シャツにカーディガンを羽織るなど重ね着が必要になってきます。」(カーディガン=前開きのニットの上着。当メディアの補足)下に長袖のTシャツ+上に羽織りもの(=前が開く上着。当メディアの補足)
10℃以上15℃未満「気温が15℃未満になると、セーターなど厚手のものが活躍します。」「10℃くらいでは空気が冷たく感じられて、トレンチコートなど薄手のコートが必要になります。」(トレンチコート=薄手のコートの一種。当メディアの補足)厚手の上着を用意し、クラTは上着の中に着る

下に長袖、上に羽織り。脱ぎ着で調節できる形にする。これが当メディアのおすすめです。

① 10月はどのくらいの気温か

気象庁の「過去の気象データ検索」にある平年値では、東京の10月は次のとおりです。

東京の10月(気象庁の平年値・統計期間1991〜2020年)値
平均気温18.0℃
日最高気温22.0℃
日最低気温14.8℃

この値を早見表の区分に当てはめると、日最高気温の22.0℃は20℃以上25℃未満の区分に、日最低気温の14.8℃は10℃以上15℃未満の区分に入ります。ただし、この当てはめは当メディアによるものです。早見表の前書きのとおり、日本気象協会の予報士記事には、目安の気温が最高気温と最低気温のどちらを指すかは書かれていません。また、この平年値は東京の値で、ほかの地域の値や、行事の当日の気温とは別のものです。ほかの地域の平年値は、気象庁の「過去の気象データ検索」で調べてください。

今年の見通しとして、ウェザーニュースの「秋の衣替え前線予報 「最低気温18℃」が衣替えの目安」(2026年9月6日公開)は、「関東南部から東海、近畿、九州北部などの都市部では10月中旬、九州南部や四国太平洋側などでは10月下旬には長袖を選ぶ日が増える見込みです。」と予想しています(9月6日時点の予想です)。同じ記事には「ただ、秋は気温の変化が大きく、涼しくなった後に暑さが戻ることもあります。」という文もあります。

当日の服装は、前日に天気予報の最高気温と最低気温を見てから決めてください(当メディアのおすすめ)。前日の段取りは クラT幹事の前日〜当日チェック10 も参照してください。

② 朝と昼で調節できる形にする

日本気象協会 tenki.jp には「服装指数」というページがあり、「服装指数は、朝晩や日中の予想気温からどんな服装が適しているか提案します。」と説明されています。同じ説明の続きには「お出かけする時間帯に合わせて調節できる服装にしましょう。」「人により暑さや寒さの感じ方が異なるため、あくまで目安とお考えください。」とあります。

クラTに置き換えると、調節の方法は2つあります(当メディアの整理)。

朝の登校と準備の時間は上に羽織り、日中は脱ぐ。こうすると、下に着た長袖とクラTの2枚で過ごす時間と、上着を足した3枚で過ごす時間を切り替えられます(当メディアの整理)。

③ 下に着る長袖の選び方

クラTの下に長袖を重ねる着方は、クラTの着こなしを紹介するプリント業者の記事に出てきます。TMYS(オリジナルTシャツ作成『トミーズ』)の「学園祭でクラスTシャツをおしゃれに着こなすコツ」(2020年12月04日公開)は、「男の子、女の子関係なくできるおしゃれな着こなし方法が、重ね着です。」として、「肌寒い季節ならロンTを重ねてもいいですし、襟付きシャツならちょっとフォーマルな印象になります。」と書いています(ロンT=長袖のTシャツ。フォーマル=きちんとした感じ。当メディアの補足)。graffitees(グラフィティーズ・オリジナルプリント専門店)の「文化祭クラスTシャツのオシャレな着こなし方を知ろう!」(公開日の記載なし)も、「半袖のクラスTシャツなら下に七分袖や長袖のTシャツを重ね着してみましょう。」と紹介しています(七分袖=ひじと手首の間くらいまでの長さの袖。当メディアの補足)。

色・柄・見せる長さ・サイズについて、参照した出所の原文を並べます(当メディアで表に整理)。このうちデサントの2本(レディースTシャツの重ね着の記事と、メンズTシャツの重ね着の記事)と SWEAT.jp の記事は、クラTについての記事ではありません。SWEAT.jp の文は、Tシャツ同士を重ねる着方の節のものです。クラTに置き換えて読むのは当メディアの判断です。

決めること出所の原文
色デサント(レディースTシャツの記事)「インナーの長袖Tシャツを白や黒などの落ち着いたカラーにすると、派手めなスポーツTシャツなども合わせやすく、まとまりのあるコーディネートを作れるでしょう。」(インナー=中に着る服。コーディネート=服の組み合わせ。当メディアの補足)
色TMYS「同系色を重ねてもいいですし、反対色でも差し色になるのでおすすめです。」(同系色=近い系統の色。反対色=系統が離れた色。差し色=目立たせるために足す色。いずれも当メディアの補足)
柄デサント(メンズTシャツの記事)「柄ものTシャツを重ね着すると、コーディネートのまとまり感がなくなってしまうため、インナーまたはトップスのどちらかは無地のアイテムを選ぶと良いです。」(トップス=上半身に着る服。無地=柄のないもの。当メディアの補足)
見せる長さデサント(メンズTシャツの記事)「インナーが長すぎるとだらしない印象を与えてしまうことがあるので、裾や袖からインナーを見せるときは、5cm前後を目安にすると良いでしょう。」(裾=服の下の端。当メディアの補足)
見せる長さSWEAT.jp(オリジナルプリント・グッズ作成の専門店。Tシャツ同士を重ねる着方の節)「裾から2~3cm下に来たTシャツが出るくらいがベスト。」
見せる長さTMYS「控えめにしたいならちょっとだけ覗かせるのがポイントです。」
サイズgraffitees「ワンサイズ上のTシャツをインナーTシャツとして着るのもOK。」
サイズデサント(レディースTシャツの記事)「上に着るTシャツはオーバーサイズのゆったりとしたものを選ぶと、今どきのコーディネートを作ることができます。」(オーバーサイズ=体に対して大きめのサイズ。当メディアの補足)

クラTには文字やデザインがプリントされています。これを柄ものと考えると(当メディアの読み替え)、デサント(メンズTシャツの記事)の、インナーかトップスのどちらかを無地にするという考え方に沿うのは、下に着る長袖を無地にする形です。色は、デサント(レディースTシャツの記事)が例に挙げている白や黒から選ぶ。これが当メディアのおすすめです。

すでにクラTが手元にある場合、クラTのサイズは変えられません。前日までに、下に着る長袖とクラTを一度重ねて着て、腕を上げたり動いたりしてみてください(当メディアのおすすめ)。白いクラTの透け対策は 白クラTデザイン特集 の「白の弱点① 透け対策」にまとめてあります。

④ 上に羽織るときの注意点

graffitees は、同じ記事で「Tシャツやパーカーの重ね着もおすすめです。」として、「Tシャツの前面にデザインが入っているクラスTシャツなら、パーカーを羽織ってもよいでしょう。」「チラリと見えるクラスTシャツのデザインがワンポイントになって効果的です。」と書いています(ワンポイント=一か所だけの目立つ飾り。当メディアの補足)。デサント(メンズTシャツの記事)は、「パーカーの下にメンズTシャツを着るコーディネートでは、パーカーの裾や襟元からTシャツの色や柄を少しだけ見せるのがポイントです。」としています。

graffitees は前面のデザインが見える着方を、デサント(メンズTシャツの記事)はパーカーの裾や襟元からTシャツを見せる着方を書いています。どちらの文も、背中については書いていません。上着を着ているあいだ、クラTの背中は上着の下になる、というのは当メディアの整理です。背ネーム(=背中に入れる名前やニックネーム。当メディアの補足)や背番号を入れたクラTなら、次の2つを先に決めておいてください(当メディアのおすすめ)。

羽織りものを使った温度調節は クラTの着こなしアレンジ10選 の6番目でも紹介しています。上着そのものをクラスでそろえる場合は クラスパーカーのデザイン を、集合ポーズと後ろ姿の撮り方は クラT写真の撮り方 を参照してください。

⑤ クラスで先に決めておく3つ(当メディアの整理)

重ね着は一人ひとりの服装の話ですが、クラスでそろえて着る日は、次の3つを先に決めておくことを当メディアはおすすめします。

  1. 学校のルールを先生に確かめる:クラTの下に私服の長袖を着てよいか、上着は何を着てよいか。行事の日の服装のルールは、担任の先生に確かめてください
  2. 下に着る色をそろえるかどうか:色をそろえるのか、自由にするのか。そろえる場合は、その色の長袖を持っていない人がいないかも聞いておきます
  3. 写真を撮るときの着方:上着を脱ぐのか、着たままにするのか。④の2つを、撮る前に声をかけてそろえます

クラスで何かを決めるときの進め方は、クラTデザインが決まらない のステップ1(デザインより先に決め方を決める)も参照してください。

⑥ これから注文するなら、サイズを集める前に決める

これからクラTを注文するクラスは、下に長袖を着る予定があるかどうかを、サイズを集める前に決めておいてください(当メディアのおすすめ)。③の表のとおり、graffitees は下に着るTシャツをワンサイズ上にする着方を、デサント(レディースTシャツの記事)は上に着るTシャツをオーバーサイズにする着方を挙げています。2つの出所は、どちらも見た目の着こなしとして書いています。これをクラTのサイズを決める材料にするのは、当メディアの提案です。

サイズの選び方は クラTのサイズ選び方 に、クラス全員のサイズの集め方は クラTのサイズ・背ネーム集め方 にまとめてあります。

classclass2021(当メディア運営元)の場合

ここまでの内容は、日本気象協会・気象庁・ウェザーニュースと、プリント業者・デサントの記事、そして当メディアの整理によるものです。当社のクラスTシャツについて、2026年10月時点で当社の案内にある事実は次のとおりです。他社に注文する場合は各社の案内を確認してください。

項目当社の案内
サイズ展開は?Sから。上限なし(4XL・5XLも追加料金なし)。2026年10月時点
注文後にサイズを変更できる?不可。注文確定前の最終確認時までは変更可能。2026年10月時点
サイズ表・着用動画はある?公式サイズ表画像(8商品タイプの実寸)と着用動画リンク集(linktr.ee/classclass2021)あり。2026年10月時点

※当社に長袖のTシャツやパーカーなどの商品があるか、重ね着を前提にしたサイズの選び方の案内があるかは、この記事では確認できていないため、相談時にご確認ください。

よくある質問

Q1. クラTの下に長袖を着てもいいですか?

学校のルールで認められているかは、担任の先生に確かめてください。着こなしとしては、参照したプリント業者の記事2本が紹介しています。TMYS は「肌寒い季節ならロンTを重ねてもいいですし、襟付きシャツならちょっとフォーマルな印象になります。」、graffitees は「半袖のクラスTシャツなら下に七分袖や長袖のTシャツを重ね着してみましょう。」と書いています。

Q2. 下に着る長袖は何色がいいですか?

デサント(レディースTシャツの記事)は「インナーの長袖Tシャツを白や黒などの落ち着いたカラーにすると、派手めなスポーツTシャツなども合わせやすく、まとまりのあるコーディネートを作れるでしょう。」と書いています。TMYS は「同系色を重ねてもいいですし、反対色でも差し色になるのでおすすめです。」としています。白や黒の無地から選ぶ、というのが当メディアのおすすめです。

Q3. 注文後にサイズを変更できる?

classclass2021の場合:不可。注文確定前の最終確認時までは変更可能。2026年10月時点。

Q4. 上着を羽織ると、背中のデザインは見えますか?

上着を着ているあいだ、クラTの背中は上着の下になります(当メディアの整理)。graffitees が「Tシャツの前面にデザインが入っているクラスTシャツなら、パーカーを羽織ってもよいでしょう。」と書いているのは、前面のデザインについてです。背中を見せたい場面では上着を脱ぐ、というのが当メディアのおすすめです。

Q5. 何℃くらいから重ね着を考えればいいですか?

日本気象協会の予報士記事(2026年9月30日公開)の目安では、20℃以上25℃未満の区分が「多くの人が過ごしやすいと感じる気温で、長袖シャツ一枚で快適に過ごすことができます。」、15℃以上20℃未満の区分が「空気がヒンヤリと感じられるようになり、長袖シャツにカーディガンを羽織るなど重ね着が必要になってきます。」です。この目安の気温が最高気温と最低気温のどちらを指すかは、出所に書かれていません。

半袖のクラTに置き換えると、長袖シャツ一枚の区分(20℃以上25℃未満)から下に長袖を着て、重ね着の区分(15℃以上20℃未満)から上にも羽織る、というのが当メディアの置き換え案です。同じ日本気象協会の服装指数のページには「人により暑さや寒さの感じ方が異なるため、あくまで目安とお考えください。」とあります。

まとめ

参考情報(出所と時点)

いずれも2026年10月1日に閲覧。