クラスTシャツ(=クラT)を作ることになったけれど、予算は少なめ。それなら自分たちで手作りしたほうがいいのでは、という話がクラスで出ることがあります。幹事として気になるのは、この3つではないでしょうか。

この記事では、Tシャツの手作りについて解説しているUP-T・タカハマライフアート・RESARTの3社の記事4本(UP-Tは2本)をもとに、手作りの方法と注意点、決め方をまとめます(いずれも2026年10月11日に閲覧)。

結論の早見表

左の列が問い、真ん中の列が出所の記述、右の列が当メディアの整理です。UP-T(1393)はUP-Tの「【完全版】クラスTシャツを手作りで作成する方法」、UP-T(1223)は「クラスTシャツを手作りする方法!メリット・デメリットも併せて紹介」です。

問い出所の記述当メディアの整理
手作りの方法は?UP-T(1393)は、アイロンプリントとステンシルプリントの2つを紹介しています(アイロンプリント=シートに印刷した図柄をアイロンで貼り付ける方法。ステンシルプリント=切り抜いた型の上からインクで色を付ける方法。いずれも当メディアの補足)方法を選ぶ前に、何枚作るか・いつまでに要るかを先に確かめる
クラTに向くのはどっち?UP-T(1393)は「クラスTシャツを作成する場合は、ステンシルプリントの方がおすすめ。」「どうしても複雑なデザインを採用したいなら、アイロンプリントを使用する。」としています作る枚数とデザインの細かさで方法を選ぶ
手作りの良いところは?UP-T(1223)は「業者に依頼するよりも手作りする方が、コストを抑えることが出来ます。」と説明しています費用だけでなく、作業の時間と失敗したときの分も見込む
気をつけることは?UP-T(1393)は「必ず換気を行いながら作業をしてください。」と書いています(ステンシルプリントの注意点)アイロンとカッターを使う作業は、先生や家の人がいるところで行う
業者に頼んだほうがいいのは?UP-T(1393)は「手作りのクラスTシャツを作る時間がなかったり、手作りに自信がなかったりする場合は業者に依頼する方法がおすすめです。」としています何枚作る?・いつまでに要る?・デザインは細かい?の3つの問いで決める

UP-Tが紹介する手作りの方法は2つ

UP-T(1393)は、手作りの方法として次の2つを挙げています。

方法UP-Tの説明UP-Tが挙げる良い点UP-Tが挙げる注意点
アイロンプリント「アイロンプリントとは、アイロンプリントシートに印刷した図柄をアイロンで生地に圧着する方法です。」「パソコンを使って、デザインを印刷するので凝ったデザインを作製しやすいです。」「同じデザインを大量に作成するクラスTシャツなどの作成には不向きです。」
ステンシルプリント「ステンシルプリントとは、型を作成しそこにスプレーやインクなどで着色する方法です。」「ステンシルシートを使いまわすことで、同じデザインのTシャツを複数作製できます。」(ステンシルシート=型を作るための薄い板。当メディアの補足)「細かいデザインを転写したい場合はかなり大変な作業になります。」

※圧着(=熱と力でぴったり貼り付けること。当メディアの補足)、転写(=図柄を写し取ること。当メディアの補足)。

UP-T(1393)は、ステンシルプリントについて「他の方法に比べて簡単・お手軽にできるので、クラスTシャツを初めて作成するという方にはこちらの方法がおすすめです。」と書き、記事のまとめでも「クラスTシャツを作成する場合は、ステンシルプリントの方がおすすめ。」としています。同じまとめで「どうしても複雑なデザインを採用したいなら、アイロンプリントを使用する。」とも書いています。

道具については、UP-T(1393)はステンシルプリントの「■用意する物」の節で「ほとんどのアイテムは100円ショップなどで購入できます。」と説明しています。アイロンプリントの「用意するもの」の節には、Tシャツ・アイロンプリントシート・パソコン・プリンター・アイロン・はさみやカッターが挙がっています。

なお、RESARTの「Tシャツのプリントは難しい?楽しい自作の意外な落とし穴&解決方法」は、自作の方法を3つ(アイロンプリント・シルクスクリーン・ステンシルプリント)挙げています(シルクスクリーン=プリント方法の1つ。当メディアの補足)。この記事では、UP-Tが2つの方法として紹介しているアイロンプリントとステンシルプリントを中心に扱います。

手作りでつまずくところ

UP-TとRESARTの記事から、手作りで気をつけたい点の記述を表にしました。左の列は当メディアが付けた見出しで、真ん中の列は出所の原文です。

つまずくところ(当メディアの見出し)出所の原文出所
慣れるまでは失敗する「初めて作成する場合、失敗はつきものです。」UP-T(1223)
輪郭がぼやける「インクの押さえ方が甘いと、デザインの輪郭がぼやけてしまいます。」RESART(ステンシルプリントの節)
アイロンで焦がす「アイロンをあてすぎると焦げてしまうので、使い慣れていない人には難しいかもしれません。」RESART(アイロンプリントの節)
素材とインクの相性「素材によってインクの相性もあるので、商品説明を必ず読むようにしましょう。」UP-T(1223)
ポリエステルとアイロンの熱「例えば、ポリエステル素材のTシャツは熱に比較的弱く、高温のアイロンを当ててしまうとその部分だけ変色したり、テカテカ光ることがあります。」UP-T(1223)
布用のインクを使う「必ず布用のインクを使用してください。」UP-T(1393。ステンシルプリントの注意点)

RESARTは「はじめて自作にチャレンジするときは何度か失敗することも考慮し、十分な準備をしておきましょう。」とも書いています。クラス全員分を作るなら、本番用の前に1枚試しに作ってみるのが当メディアのおすすめです。

デザインについて、RESARTは「サイズは、カット&プリントしやすい5mm以上がおすすめです。」と説明しています。タカハマライフアートも、デザイン例の1つ(シンプルなロゴTシャツ)の作成時のポイントとして「ロゴのフォントは太めが◎→ 細すぎるとカットしづらい」と書いています(ロゴ=名前などを目印として図にしたもの。フォント=文字の形のデザイン。いずれも当メディアの補足)。

手作りしたクラTの洗い方

RESARTは、自作のTシャツについて「インクが定着するまでは、手洗いで丁寧に洗う必要があります。」と説明しています(定着=インクが生地にしっかり付くこと。当メディアの補足)。使ったインクやシートの説明書きに洗い方が書いてあれば、そちらに従ってください。

作業するときの安全の注意

手作りでは、アイロン・カッター・インクを使います。出所は、作業中の換気について次のように書いています。

アイロンとカッターを使う作業は、先生や家の人がいるところで行うのが当メディアのおすすめです。教室で作業するなら、使ってよい場所や道具も先に先生に確かめておきましょう。

手作りか業者か、決めるための3つの問い

ここまでの出所をもとに、手作りか業者かを決めるときの問いを3つに整理しました(問いの立て方と並べ方は当メディアの整理です)。

問い手作りが候補になるとき(当メディアの整理)もとにした出所の記述
① 何枚作る?枚数が少ないときUP-T(1223)「クラスTシャツは何十枚も必要になるので、手作りだと手間や時間がかかってしまいます。」
② いつまでに要る?試しの1枚と失敗した分を作り直す時間があるときUP-T(1393)「手作りのクラスTシャツを作る時間がなかったり、手作りに自信がなかったりする場合は業者に依頼する方法がおすすめです。」
③ デザインは細かい?ステンシルプリントにするなら、文字や形が大きくシンプルなときUP-T(1393)「細かいデザインを転写したい場合はかなり大変な作業になります。」(ステンシルプリントのデメリット)/「どうしても複雑なデザインを採用したいなら、アイロンプリントを使用する。」(まとめ)

費用について、UP-T(1223)は「業者に依頼するよりも手作りする方が、コストを抑えることが出来ます。」と説明しています。また、RESARTは自作について「100円均一で買える道具も多く、1枚2,000円前後で作れた人もいるようです。」と書いています。UP-T(1223)は「何回も失敗してしまうと、かえって費用がかさんでしまうこともあるので、失敗するリスクを抑えたい場合は業者に依頼した方が無難です。」とも書いています。クラスで決める前に、材料をそろえた場合の金額を一度書き出してみるのが当メディアのおすすめです。

UP-T(1223)は、手作りのデメリットとして「時間をかけて作ったのにも関わらず、仕上がりに満足出来ない場合があります。」とも書いています。

業者に頼む場合に知っておきたいこと

UP-T(1223)は、業者に頼む場合のデメリットとして「実際の仕上がりは手元に届くまで確認出来ません。」と書いています。業者に頼むなら、注文の前に完成イメージをどう確かめられるかを注文先に聞いておくのが当メディアのおすすめです。

業者への相談については、クラTの見積もり・相談の仕方【2026年版】|伝える6項目と例文の記事があります。クラTの作り方の全体については、はじめてのクラスTシャツの作り方 全手順の記事があります。

デザインの案は、紙とペンで描くこともできます。手書きのデザインについては、クラTの手書きデザイン入門【2026年版】|紙とペンだけで作れるの記事があります。

有名なキャラクターやロゴは、手作りでも注意(UP-T)

UP-T(1223)は「プリントするデザインに有名なキャラクターやロゴなどを使ってしまうと著作権侵害に当たります。」と説明しています(著作権=法律で守られる権利の1つ。当メディアの補足)。手作りでも、使うデザインには気をつけてください。パロディと著作権については、クラTのパロディは著作権NG?やりがちな7つの具体例と安全な代替案の記事があります。

classclass2021(当メディア運営元)の場合

当メディアの運営元であるclassclass2021は、クラスTシャツを作る業者です。業者に頼む場合の参考として、classclass2021の仕様のうち、この記事に関係するものを載せます。

質問classclass2021の場合
何枚から作れますか?1枚から注文可能
デザインデータは何で渡す?SNSのスクショ・手書きの写真・イメージが伝わる写真なら何でもOK
見積もり・相談にお金はかかりますか?見積もりも相談もすべて無料(2026年8月時点)

※スクショ(=スクリーンショット。画面をそのまま画像として保存したもの。当メディアの補足)。デザインデータ(=デザインの画像やファイル。当メディアの補足)。

いずれもclassclass2021の仕様です。他社に注文する場合は各社の案内を確認してください。

よくある質問

Q1. 手作りなら、アイロンプリントとステンシルプリントのどちらがいいですか?

UP-T(1393)は、記事のまとめで「クラスTシャツを作成する場合は、ステンシルプリントの方がおすすめ。」「どうしても複雑なデザインを採用したいなら、アイロンプリントを使用する。」としています。アイロンプリントのデメリットとしては「同じデザインを大量に作成するクラスTシャツなどの作成には不向きです。」と書いています。どちらにするかは、作る枚数とデザインの細かさで考えるのが当メディアのおすすめです。

Q2. 道具は100円ショップでそろいますか?

UP-T(1393)は、ステンシルプリントの道具について「ほとんどのアイテムは100円ショップなどで購入できます。」と説明しています。インクについては、同じ記事で「必ず布用のインクを使用してください。」と書いています。

Q3. 手作りしたクラTは、洗濯機で洗えますか?

RESARTは、自作のTシャツについて「インクが定着するまでは、手洗いで丁寧に洗う必要があります。」と説明しています。使ったインクやシートの説明書きも確認してください。

Q4. 手作りと業者、クラスでもめたらどう決めればいいですか?

この記事で整理した3つの問い(何枚作る?・いつまでに要る?・デザインは細かい?)を、クラスで順に話し合うのが当メディアのおすすめです。業者の見積もりを取ってから比べる方法もあります。

まとめ|手作りか業者かは、3つの問いで決める

この記事の参照情報