結論: クラスTシャツの相場早見表

2026年8月時点で複数の制作業者の公開情報を調査した結果、クラスTシャツの値段はおおむね次のとおりです。

条件1枚あたりの目安
全体の相場感約1,400〜3,000円(30枚注文時の最安構成〜一般的な平均。条件により幅あり)
クラス単位(30枚)で注文約1,400〜2,400円
片面1色プリント(30枚時)1,400〜1,500円程度から
両面・フルカラーなど凝った構成(30枚時)両面プリント2,000円から、フルカラー系1,800〜2,100円から
少人数(1〜10枚)での注文1枚あたりは割高になりやすい

出所: オリジナルプリント.jpの相場解説記事(2026年7月10日更新)では30枚注文時の目安を1枚約1,400〜2,400円、UP-Tの解説記事(2025年10月14日更新)では一般的な平均を1枚2,500〜3,000円としています。少人数時の傾向はオンリーワンラボの解説記事(2026年8月5日更新)によります。業者・条件によって幅があるため、この記事では「なぜ幅が出るのか」を分解して説明します。

なお、classclass2021(当メディア運営元)の場合は、枚数によって変わりますが1枚あたり1,500円からで、全国どこでも送料無料、見積もり・相談もすべて無料です。プリントは昇華プリント方式で、色数に制限がなく、表面と背面に自由に好きなデザインをプリントしても値段は一切変わりません(仕組みは本文で説明します)。

クラスTシャツの値段は何で決まる?内訳を分解

「1枚あたり◯◯円」という表示だけを見ても、業者ごとに含まれる費用が違うため比較になりません。UP-Tの解説記事(2025年10月14日更新)では、値段の内訳として次の項目が挙げられています。

費用項目目安補足(当メディア注記)
Tシャツ本体代400〜700円生地の厚さ・素材で変動
プリント代300〜1,200円プリント方法・色数で変動
製版代(版代)1色あたり5,000〜10,000円シルクスクリーン印刷の場合のみ
デザイン代約3,000円プロに依頼する場合のみ
送料500〜1,000円無料の業者もある

※シルクスクリーン印刷とは、色ごとに「版」(インクを押し出すハンコのような原版)を作って刷る定番のプリント方法のこと。この版を作る費用が「製版代(版代)」です。同じ版をクラス全員分で使い回せるため、枚数が多いほど1枚あたりは安くなります。

つまり同じ「1,500円」でも、送料や版代が別途かかる業者と、すべて込みの業者では総額が大きく変わります。見積もりを取るときは必ず「クラス全員分の総額」で比較しましょう。

枚数別・条件別の値段目安

枚数が多いほど1枚あたりは安くなる

オンリーワンラボの解説記事(2026年8月5日更新)では、枚数別の傾向が次のように示されています。

注文枚数傾向(出所: 同記事)
1〜10枚1枚あたりは高くなりやすい
10〜20枚デザインや色数によって変わる
21〜40枚1枚あたりを抑えやすい
40枚以上まとまった注文で価格を抑えやすい

クラス1つ分(21〜40枚)でまとまれば標準的な単価に収まりやすく、部活の少人数チームなど10枚以下ではやや予算を多めに見ておくと安心です。

デザインの条件で変わるポイント

同じ枚数でも、次の条件で値段が変わります。

出所: オリジナルプリント.jpの相場解説記事(2026年7月10日更新)の構成別価格表およびオンリーワンラボの解説記事(2026年8月5日更新)の追加コスト要因を参考に整理。

ただし、これらの「色数・両面で値段が増える」ルールは、どのプリント方法を使う業者かによって大きく変わります。次で説明します。

プリント方法で「値段の増え方」が変わる

見積もり比較で見落とされやすいのが、その業者がどのプリント方法を使っているかです。同じデザインでも、方式によって「色を増やす・両面にする」ときの値段の増え方がまったく違います。

プリント方法仕組み色数・両面と値段の関係
シルクスクリーン色ごとに「版」を作り、インクを刷る色数が増えるごとに版代が追加されやすい
フルカラー転写・インクジェットデザインを印刷したシートを貼る/生地に直接印刷フルカラー対応。1色刷りより高めの傾向
昇華プリント(昇華転写)専用シートにデザインを印刷し、熱でインクを気化させてポリエステル生地に染み込ませる版が不要。色数による追加料金を設けない業者もある

出所: シルクスクリーン・フルカラー系の価格傾向は前述の各相場記事、昇華プリントの仕組みはTMIXの解説記事(2026年2月24日更新)によります。昇華プリントの「版代不要・色数による追加料金なし」はオリジナルプリント.jpの昇華転写解説の例で、料金設定は業者ごとに異なります。

昇華プリントは、インクを生地の表面に「貼る」のではなく、生地そのものに「染み込ませる」方式です。このため一般に、プリント部分が剥がれたりひび割れたりしにくく、生地の通気性を損ないにくいとされています(出所: 上記TMIXおよびKITマガジンの解説記事・2024年12月4日更新)。一方、染み込ませる仕組み上、対応する生地はポリエステル系に限られるほか、高温のアイロンや乾燥機は避けるといった注意点もあります(出所: 同上)。生地の通気性を保てることから、汗をかく体育祭・文化祭のクラスTシャツ用途に向くとされています。

プリント方法そのものの選び方と3方式の比較は、昇華プリントとは?クラTに強い理由と3方式比較で詳しく解説しています。

classclass2021の場合: 色数・両面での追加料金なし

classclass2021(当メディア運営元)は、この昇華プリント方式を採用しています。そのため次の特徴があります。

つまり「色数や両面を増やすたびに料金が積み上がっていく」課金ルールと違い、デザインを凝っても値段が読みやすい体系です。生地は通気性の良いポリエステルが標準です(コットンは別途相談)。生地の色は定番色に加えてカラー表(1〜228の番号)から選べるので、濃い色を含めて相談できます。

キラキラしたグリッター加工も全14色から選べ、昇華プリントと組み合わせて使えます。「オプションを足すと総額がいくら増えるのか」は業者ごとに考え方が違うので、見積もり時にまとめて確認しておくと比較しやすくなります。

デザインをどう決めるかははじめてのクラスTシャツの作り方 全手順で解説しています。

クラスTシャツを安くする7つのコツ

  1. 早めに注文する: 納期に余裕があると、特急対応などの追加費用を避けやすく、業者の選択肢も広がります。段取りははじめてのクラスTシャツの作り方 全手順を参考にしてください
  2. クラス全員でまとめて注文する: 上の表のとおり、枚数がまとまるほど1枚あたりを抑えやすくなります。隣のクラスと同じ業者にまとめて相談するのも手です
  3. プリントを片面にする(両面で値段が上がる業者の場合): 出所の価格表(オリジナルプリント.jp・30枚時)では片面1色1,400〜1,500円〜に対し両面2,000円〜と、500〜600円程度の差があります
  4. 色数を絞る(シルクスクリーン方式の業者の場合): 1色減らすと版代が1つ減ります。1色デザインはむしろおしゃれに見せやすい定番です
  5. 送料込みの業者を選ぶ: 送料500〜1,000円(出所: UP-T記事)は30枚で割ると1人あたり約17〜33円ですが、総額比較では見落としがちです
  6. 学割・キャンペーンを確認する: 注文前に各業者の公式サイトで学割・キャンペーンの有無と適用条件(学生証提示など)を確認しましょう
  7. 見積もりは総額で取る: 「1枚◯◯円〜」の「〜」の条件(枚数・色数・両面・送料・版代)を必ず確認。プリント方式によって「色数・両面が追加料金になるか」が変わるため、複数業者で同じデザイン条件の見積もりを取ると差がはっきりします

※コツ3・4は、昇華プリント採用の業者には当てはまらないことがあります(classclass2021の場合は色数に制限がなく、表面と背面に自由に好きなデザインをプリントしても値段は一切変わらないため、絞る必要がありません)。

集金前に知っておきたい注意点

「安すぎる」には理由がないか確認する

国民生活センターは2025年6月4日に、体育祭・文化祭の当日になってもクラスTシャツが届かないなどのトラブルへの注意喚起を公表しています。発注前に業者のサイトや利用規約を確認すること、不安な点は注文前に相談することが呼びかけられています。値段だけで選ばず、連絡が取れる業者か・納期の約束が明確かも合わせて確認しましょう。納期の逆算方法はクラスTシャツの納期ガイドに、注文前の確認項目は注文トラブル回避の10チェックにまとめています。

支払い方法とキャンセル条件も先に確認

集金のトラブルを防ぐには、支払いのタイミングとキャンセル・枚数変更の条件を注文前に確認しておくことが大切です。参考として、classclass2021(当メディア運営元)の場合は次のとおりです。

後払いに対応している業者なら、商品を確認してから集金・支払いができるため、幹事が立て替える負担を減らせます。※支払い条件・キャンセル規定は業者により異なります。

「サイズを直せる最後のタイミング」で総額が動く

見落とされがちですが、サイズを間違えたまま確定してしまうと、作り直し=追加注文になり総額が増えます。注文確定後のサイズ変更を受け付けていない業者もあるため(classclass2021の場合も確定後は変更できません)、業者からの最終確認が来たときに、もう一度クラス全員へ一覧を見せて確認してもらうのが、いちばん確実な節約になります。サイズの決め方はクラTのサイズ選び方ガイドを参考にしてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. クラスTシャツは1人いくら集めればいいですか?

A. 30枚・片面1色の標準的な構成なら1枚1,400〜1,500円程度から、両面プリントなら2,000円程度から、写真などのフルカラー系なら1,800〜2,100円程度からが起点です(出所: オリジナルプリント.jpの相場解説記事・2026年7月10日更新)。送料や版代の有無で総額が変わるため、見積もりで総額を確定させてから集金額を決めるのが失敗しない順番です。

Q2. 1枚だけでも作れますか?

A. 業者によります。classclass2021(当メディア運営元)の場合は1枚から注文でき、あとから1枚だけ追加することも可能です。

Q3. 背ネームや背番号を入れると高くなりますか?

A. 業者により、個別の名前・番号入れが追加料金になる場合があります(出所: オンリーワンラボの解説記事・2026年8月5日更新)。見積もり時に「全員分の背ネーム・背番号込みの総額」を確認しましょう。入れ方の詳細は背ネーム・背番号 完全ガイドへ。

Q4. 予算が集まるか不安です。安くても大丈夫?

A. 安いこと自体は問題ありませんが、「なぜ安いのか」(枚数条件・片面のみ・キャンペーン等)が説明できる業者を選びましょう。上で紹介した国民生活センターの注意喚起のとおり、届かない等のトラブル事例も報告されています。

Q5. 見積もりだけでもお金はかかりますか?

A. 業者により異なるため注文前に確認しましょう。classclass2021(当メディア運営元)の場合は、見積もりも相談もすべて無料です。集金額を決める前に見積もりで総額を確定させるのがおすすめです。

Q6. 予算をおさえたいなら、いつ相談するのが得ですか?

A. 「安くなる時期」があるわけではありませんが、当社の注文データ(2023年8月〜2026年7月・6,177件)では4〜7月に80.3%、5月だけで30.1%が集中します。混み合う時期は特急対応などで選択肢が狭まりやすいため、余裕をもって相談できるタイミングのほうが、結果的に条件を比較しやすくなります。月別の内訳は納期ガイドにまとめています。

まとめ: 相場を知ってから見積もりを取ろう

相場がわかったら、次は段取りです。はじめてのクラスTシャツの作り方 全手順で、デザイン決めから届くまでの流れを確認してください。


※本記事の他社・市場の価格情報は、記事中に明記した各社公開記事(2026年8月7日閲覧)に基づきます。価格は変動するため、最新の情報は各業者の公式サイトでご確認ください。当メディアはクラスTシャツ制作サービスclassclass2021を運営する株式会社Lemonが運営しています。