デザインは決まった。でも、いざ注文しようとすると手が止まる。気になるのは、この3つではないでしょうか。

この記事では、オリジナルTシャツ業者4社(インファクトリー・Tplant・RESART・オリジナルプリント.jp)の記事6本(インファクトリーが3本、ほかの3社が1本ずつ)をもとに、プリントの大きさの考え方を整理します。業者の記事にある数字は各社の説明や例で、どの業者にも当てはまる決まりではありません。最後は、注文する業者に確かめるところまでを一緒に見ていきます。

結論の早見表

左の列が出所(業者の記事)の説明、右の列が当メディアの整理です。

気になること出所の説明当メディアの整理
同じ大きさのプリントは、どのサイズでも同じに見える?インファクトリーは、XLやXXLでは「プリントのサイズが小さく見えます」と説明。Tplantも、小さいTシャツでは大きく、大きいTシャツでは小さく感じると説明同じ大きさでも、Tシャツのサイズで見え方は変わる前提で考える
サイズがまざるとき、プリントはどうなる?業者の記事で書き方が違う。インファクトリーは同じ版(=プリントに使う型。当メディアの補足)で全てのTシャツにプリントすることを前提に説明。RESARTはサイズごとに大きさを決める例と、キッズサイズ(=子ども用のサイズ。当メディアの補足)とLLサイズのようにサイズの幅が広いときは1番小さいTシャツに合わせる考え方を紹介注文する業者が、全員同じ大きさか、サイズごとに変えられるかを、注文前に確かめる
胸のワンポイント(=小さく入れるデザイン)の大きさは?インファクトリーは、左胸・右胸は10cm以内の希望が多いと説明迷ったら、出所の例を候補にして完成イメージで確かめる
背中の大きさは?オリジナルプリント.jpは、クラスT・体育祭の背中の推奨サイズを25×30cmとしている数字は業者ごとの例。注文先の印刷できる範囲を先に聞く
袖の大きさは?インファクトリーのMサイズ基準の記事は、袖は「「横幅8cmまで」の印刷が最大」と説明袖は小さめになる前提で、入れる文字を短くする

同じ大きさでも、Tシャツのサイズで見え方が変わる

インファクトリー:大きいサイズでは「小さく見えます」

インファクトリーの記事「プリントサイズに迷っている方必見! 〜プリントした時の見え方を確認しよう〜」(2022年11月22日公開)は、100サイズとLサイズに同じ大きさのプリントをしたイメージ図(=完成イメージの図。当メディアの補足)を並べ、見え方の違いを示しています。

XLサイズやXXLサイズにはTシャツに対して、プリントのサイズが小さく見えます。

理由については、次のように説明しています。

Tシャツが大きくなるにつれて、プリントしない「余白」部分の範囲が広くなってしまうため、目の錯覚で小さく見えてしまうんですね。

Tplant:デザイン部分の大きさは共通

Tplantの記事「オリジナルTシャツで失敗しないTシャツサイズとプリントサイズの関係」(2019年10月28日公開・2025年6月11日更新)も、同じことを説明しています。

オリジナルTシャツに施すプリントの場合は、Tシャツのサイズが変わってもデザイン部分の大きさは共通ですので、小さいサイズのTシャツだとプリント部分が大きく感じられ、大きなTシャツだとプリント部分が小さく感じるのです。

RESART:並んだときの違和感

RESARTの記事「【オリジナルTシャツ】デザインのプリントサイズはどう決める?目の錯覚に注意!」(2018年6月7日公開・2023年9月23日更新)は、サイズで大きさが違って見えることを「実は、これは目の錯覚。」と書いたうえで、次のように続けています。

みんなで着て並んで歩くときや集合写真を撮るときに、少し違和感が出てしまいます。

クラTは、みんなで並んで着るものです。体育祭の入場や集合写真の場面を思い浮かべると、この見え方の違いは幹事が先に知っておきたいポイントです。

サイズがまざるクラスで、プリントはどうなる?

ここは、業者の記事によって書き方が違うところです。両方の説明を並べます。

全員に同じ大きさでプリントする説明

インファクトリーの記事は、先ほどの見え方の違いについて、前提を次のように書いています。

それは「同じ版を使用して、全てのTシャツにプリントする」ということです。

Tplantの記事も、クラスTシャツについて次のように書いています。

なお、クラスTシャツやバンドTシャツにおいてはプリントサイズを複数用意する事はまずありませんが、

※この文のあとには、制作費に余裕がある場合はプリントサイズを複数用意することも考えてよい、という趣旨の文が続きます。また、Tplantの同じ記事には、ボディサイズ(=Tシャツ本体のサイズ。当メディアの補足)によってプリントサイズに違和感が強い場合は「プリントサイズ変更するサービスを行っております」という自社の案内もあります。

サイズごとに大きさを変える説明

RESARTの記事は、「Tシャツのサイズに合わせる」という節で、次のように書いています。

作成するTシャツの大きさが複数あるときは、それぞれに合わせてサイズを決めましょう。

例として「Lサイズ→横30cm×縦30cm」「130サイズ→横25cm×縦25cm」が挙げられています(130サイズ=子ども用のサイズの1つ。当メディアの補足)。さらに、140cmなどのキッズサイズとLLサイズのようにサイズの幅が広いときについては、次のように書いています。

1番小さいTシャツにデザインを合わせるのがベスト。

理由は、LLサイズ用の大きなデザインだと、小さいTシャツにプリントしたときにはみ出してしまうため、と説明しています。

注文前に確かめたいこと

Tplantは、次のように注意しています。

ショップによっては、小さいサイズでデザインも統一されてしまうところもありますので、複数サイズを注文する場合は、事前に確認しておく必要があります。

ここからは当メディアの整理です。参照した記事の範囲では、全員同じ大きさでプリントするという説明と、サイズごとに大きさを決めるという説明の両方がありました。どちらになるかは注文する業者で確かめるしかありません。幹事が注文前に聞いておきたいのは、次の1つです。

例:サイズの違うTシャツで、プリントの大きさは全員同じですか? サイズごとに変えられますか?

位置ごとの大きさの例(業者の記事より)

次の表は、業者の記事にある数字を位置ごとに並べたものです。表の並べ方は当メディアで整理しました。数字はそれぞれの業者の説明や例です。出所の記事には、Tシャツのサイズによってプリントできる範囲が異なるという説明もあります(下の補足を参照)。

位置出所の数字出所
左胸・右胸「Tシャツの左胸/右胸には10cm以内のワンポイントプリントをご希望いただくことが多いですね。」インファクトリー(プリント位置の記事)
胸(前面)胸の部分に特別な装飾のないTシャツやトレーナーなら「30cm〜40cmの大きなプリントを胸部分に入れることが可能」(Mサイズ基準)インファクトリー(プリント範囲の記事)
前面・背面Tシャツは「特大サイズ(高さ40cm×幅35cm以内)のプリントが可能」RESART
背中(クラスT・体育祭)背中の「推奨サイズ」は25×30cm(目的は「クラス番号・スローガン」)オリジナルプリント.jp
袖半袖・長袖とも、袖は「「横幅8cmまで」の印刷が最大」(Mサイズ基準)インファクトリー(プリント範囲の記事)

それぞれの出所について、補足します。

子ども用のサイズがまざるとき

先生のお子さんの分など、子ども用のサイズを一緒に注文することもあるかもしれません。インファクトリーのプリント位置の記事は、次のように注意しています。

キッズサイズのTシャツが含まれるとプリントのサイズに制限がかかってしまいますのでご注意ください。

Tplantも「大人サイズから子供サイズまで一緒に作成する際には、プリント部分のサイズに留意する必要があります。」と書いています。

幹事が注文前に確かめたい3つ(当メディアの整理)

ここからは当メディアの整理です。業者の記事の説明をもとに、幹事が注文前に確かめたいことを3つにまとめました。

順番確かめること業者に聞くときの例
①クラスのサイズの幅(一番小さいサイズと一番大きいサイズ)例:SからXLまで(子ども用サイズなし)です
②プリントの大きさは全員同じか、サイズごとに変えられるか例:サイズの違うTシャツで、プリントの大きさは全員同じですか?
③一番小さいサイズと一番大きいサイズの完成イメージ例:SとXLの完成イメージ(イメージ図)を見せてもらえますか?

③について、インファクトリーは自社の場合として「プリント前の打ち合わせの段階であれば、イメージ図を何度でも確認が可能です。」と書いています。完成イメージを見せてもらえるか、何回見られるかは業者によって案内が違うかもしれないので、注文先に聞いてください。

当メディアのおすすめは、最小と最大のサイズの完成イメージで決めることです。一番小さいサイズと一番大きいサイズの両方で完成イメージを見てから、大きさを決めます。手元のTシャツに、デザインと同じ大きさに切った紙を当ててみるのも、大きさの感覚をつかむ方法の1つです(当メディアの提案)。

完成イメージで見るところについては、クラTの注文から届くまで【2026年版】|確認・支払い・発送の流れの記事があります。業者への伝え方については、クラTの見積もり・相談の仕方【2026年版】|伝える6項目と例文の記事があります。

背番号・背ネームの大きさと文字数の関係

背番号や背ネーム(=背中に入れる名前。当メディアの補足)の桁数・文字数と大きさの関係について、当メディア運営元の仕様を次の節で紹介します。背番号・背ネームの決め方全体については、クラスTシャツの背ネーム・背番号 完全ガイド|文字数・記号・ハングルはどこまでOK?の記事があります。

classclass2021(当メディア運営元)の場合

プリントの大きさに関係する、classclass2021(当メディア運営元)の仕様です。いずれも2026年7月時点(見積もり・相談の行は2026年8月時点)の当社仕様です。他社に注文する場合は各社の案内を確認してください。

質問classclass2021の場合
背番号の桁数・記号桁数制限なし。ただし推奨は3〜4桁(5桁以上は数字が小さくなる)。記号は「-」「.」など使用可
背ネームの文字数・文字種・記号推奨12文字程度(13文字以上も可能だが文字が潰れる恐れ)
見積もり・相談にお金はかかりますか?見積もりも相談もすべて無料

※背ネームの行は、文字数についての該当部分をそのまま載せています(文字種・記号の仕様は、上の背ネーム・背番号の完全ガイドの記事にあります)。

サイズの違うTシャツでプリントの大きさをそろえるか、サイズごとに変えるかについては、この記事では確認できていません。相談時にご確認ください。

よくある質問

Q1. SサイズとXLサイズで、プリントの大きさは同じですか?

業者によって説明が違います。インファクトリーは「同じ版を使用して、全てのTシャツにプリントする」と説明し、RESARTは「作成するTシャツの大きさが複数あるときは、それぞれに合わせてサイズを決めましょう。」と書いています。

注文する業者に、全員同じ大きさか、サイズごとに変えられるかを確かめてください。

Q2. 同じ大きさなら、どのサイズでも同じに見えますか?

インファクトリーとTplantは、同じ大きさのプリントでも、大きいTシャツでは小さく、小さいTシャツでは大きく見えると説明しています。

当メディアのおすすめは、一番小さいサイズと一番大きいサイズの完成イメージを両方見てから決めることです。

Q3. 背番号の桁数・記号

classclass2021の場合:桁数制限なし。ただし推奨は3〜4桁(5桁以上は数字が小さくなる)。記号は「-」「.」など使用可(2026年7月時点)

Q4. 袖に文字を入れたいです。どのくらいの大きさになりますか?

インファクトリーのプリント範囲の記事(Mサイズ基準)は、半袖・長袖とも、袖は「「横幅8cmまで」の印刷が最大」と説明しています。

当メディアのおすすめは、袖には短い文字や小さなマークを選ぶことです。袖を含めたプリントの位置の決め方については、クラTはどこにプリントする?【2026年版】|前・背中・袖の決め方の記事があります。

まとめ

小さく入れるデザインの置き方については、シンプルなクラTデザイン【2026年版】|ワンポイントの置き方と例の記事があります。Tシャツのサイズそのものの選び方については、【2026年版】クラTのサイズ選び方|大きめ?ジャスト?早見表つきの記事があります。


参考にした情報(いずれも2026年10月23日閲覧)